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お薬処方までの流れ
診察の結果、ご希望のお薬を
処方できない場合がございます。
(その際は、医薬品の代金をいただくことはありません)
EFFICACY
効果効能
本剤の有効成分「メトホルミン塩酸塩」は、以下のような作用を示します。
※なお、日本国内においては、本剤は2型糖尿病治療薬および多嚢胞性卵巣症候群の一部治療薬としてのみ承認されています。
医学的根拠
臨床で行われた約5700人を対象とした大規模調査では、メトホルミンを高用量
(1,500〜2,000mg/日)で使用した患者さんに以下のような効果が確認されています(Daset
al., 2021)。
・血糖コントロール
HbA1c(血糖値の指標)が平均で約1.1%低下
約90%の患者さんが「目標血糖コントロール」に到達
・体重管理
83%の患者さんで体重減少が確認
・安全性
一部で副作用の報告はあったものの、医師による全体評価では約98%が
「良好~非常に良好」と判定
これらの結果から、メトホルミンは長期的な血糖コントロールと体重管理の両面で、確かな効果が期待できる薬剤であることが示されています。
出典:Das, A. K., Shah, S., Singh, S. K., Juneja, A., Mishra, N. K., Dasgupta, A.,
Deka, N.,
Abhyankar, M., & Revankar, S. (2021). Real-World Clinical Experience on the Usage
of
High-Dose Metformin (1500-2500 mg/day) in Type 2 Diabetes Management. Clinical
medicine insights. Endocrinology and diabetes, 14, 11795514211030513.
https://doi.org/10.1177/11795514211030513
HOW TO TAKE
服用方法
容量
-
1日500mg~2250mg(通常は750~1500mgが目安)
頻度
-
1日2~3回 食直前または食後
服用方法
-
コップ約半分の水(約120mL以下)とともに食直前または食後に服用ください。
ADVERSE EFFECTS
副作用
下痢、食欲不振、腹痛、悪心、嘔吐などの消化器症状
食欲減退、頭痛、糖尿病網膜症など
肝機能異常
乳酸上昇、CK上昇、血中カリウム上昇などの代謝異常
めまい、ふらつき
乳酸アシドーシス(稀)
胃腸症状、倦怠感、筋肉痛、過呼吸など
低血糖(稀)
強い空腹感、冷や汗、手の震え、めまいなど
肝機能障害(稀)
倦怠感、皮膚や白目が黄色くなっている(黄疸)、腹痛(特に右上腹部)尿が濃い色になるなど
上記の症状が見られた場合は、すぐに使用を中止して医療機関を受診してください。
※1 これまでに乳酸アシドーシスを起こしたことがある方は、必ず事前に必ず事前に医師にご相談ください。
※2 腎臓や肝臓に持病のある方は、必ず事前に医師にご相談ください。定期的に腎機能や肝機能を確認するなど、慎重に投与することが推奨されています。 また、腎臓における排泄の減少や、肝臓における乳酸の代謝能の低下により、まれに乳酸アシドーシスが起こることがあります。
※3 妊娠中や授乳中の方は、必ず事前に医師にご相談ください。本剤は妊婦又は妊娠している可能性のある女性への使用は原則避けることが推奨されています。
※4 他に服用中の薬剤がある場合は、必ず医師にご相談ください。薬の種類によっては低血糖や乳酸アシドーシスなどが起こる可能性があります。
※5 アルコールを過度に摂取すると、乳酸アシドーシスのリスクが高まるため、服用中は飲酒を控えるようにしてください。
※6 本剤にはその他にも、使用に注意が必要な場合があります。ご使用前には必ず医師の診察と説明を受けてください。
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