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お薬処方までの流れ
診察の結果、ご希望のお薬を
処方できない場合がございます。
(その際は、医薬品の代金をいただくことはありません)
EFFICACY
効果効能
本剤の有効成分「セマグルチド」は、GLP-1というホルモンに作用する薬剤で、
以下のような作用を示します。
※なお、日本国内においては、本剤は2型糖尿病治療薬としてのみ承認されています。
医学的根拠
オゼンピック(セマグルチド)を対象とした国際共同研究(SUSTAIN1)では、
・HbA1c(血糖値の指標)が約1.5%改善
・体重が平均3.7~4.5kg減少
という結果が報告されています。
副作用としては悪心や下痢などの消化器症状がみられましたが、いずれも多くは軽度~中等度で、
安全性も確認されています(Sorli et al., 2017)。
出典:Sorli, C., Harashima, S. I., Tsoukas, G. M., Unger, J., Karsbøl, J. D.,
Hansen, T., & Bain, S. C. (2017).
Efficacy and safety of once-weekly semaglutide monotherapy versus placebo in
patients with type 2 diabetes (SUSTAIN 1): a double-blind, randomised,
placebo-controlled, parallel-group, multinational, multicentre
phase 3a trial. The lancet. Diabetes & endocrinology, 5(4), 251–260.
https://doi.org/10.1016/S2213-8587(17)30013-X
HOW TO TAKE
服用方法
針の太さ比較
容量
-
定められた用量(0.25mg〜1mg)を注射してください。
頻度
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週に1回、必ず決められた曜日に打つようにしてください。
-
オゼンピックは食事の影響を受けない薬であるため、投与時間は朝・昼・夜のいつでも、また食事の前後を問わず可能です。
服用方法
-
注射する部位
以下のいずれかの脂肪組織が豊富な部位に自己注射してください。
太もも 上腕部 腹部 -
注射部位は毎回2〜3cmずつ位置をずらしてください。
同じ箇所への繰り返しの注射は、皮膚の硬化を引き起こす可能性があります。
その他
-
服用時および服用後少なくとも30分は、飲食および他の薬剤の経口摂取を避けてください。分割・粉砕およびかみ砕いて服用してはいけません。
-
投与を忘れた場合
その日は投与せず、翌日に投与してください。
ADVERSE EFFECTS
副作用
悪心、嘔吐、下痢、便秘などの胃腸障害
食欲減退、頭痛など
臨床検査におけるリパーゼ・アミラーゼの増加
低血糖(稀)
強い空腹感、冷や汗、手の震え、めまいなど
急性膵炎(稀)
発熱、激しい上腹部痛、持続的なみぞおちや左あばらの下あたりの激痛など
胆嚢炎(稀)
発熱、皮膚や白目が黄色くなっている(黄疸)、右あばらの下あたりの痛みなど
上記の症状が見られた場合は、すぐに使用を中止して医療機関を受診してください。
※1 本剤の成分に対してアレルギーのある方は、必ず事前に医師にご相談ください。
※2 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病と診断された方は、必ず医師にご相談ください。インスリン製剤による速やかな治療が必須となるので、本剤の投与は禁忌とされています。
※3 手術の予定がある場合や、重篤な感染症にかかった場合は、必ず医師にご相談ください。インスリン製剤による血糖管理が望まれるため、本剤の投与は禁忌とされています。
※4 妊娠中や授乳中の方は、必ず事前に医師にご相談ください。本剤は妊婦又は妊娠している可能性のある女性への使用は原則避けることが推奨されています。また、治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮しながら、授乳の継続または中止を検討することが推奨されています。
※5 他に服用中の薬剤がある場合は、必ず医師にご相談ください。特に、本剤はセマグルチドを有効成分とするため、ウゴービなど他のセマグルチド製剤との併用はできません。また、薬の種類によっては低血糖などが起こる可能性があります。
※6 本剤にはその他にも、使用に注意が必要な場合があります。ご使用前には必ず医師の診察と説明を受けてください。
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